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【コラム】ガソリン・軽油にかかる消費税の違い

2017年2月17日


2017年2月13日(月)時点の全国のガソリン価格は、3週連続の値下げとなりました。
去年の年末に上昇したガソリン価格ですが、今年に入りほぼ横ばいの状態です。

ガソリン価格は、その原料である原油価格に影響されます。
2014年の夏に1バレル100ドルを超えていた原油価格は、現在50ドル台をほぼ横ばいに推移している状態です。

原油価格の下落により、2014年に160円台だったガソリン価格は、現在120円台で推移しています。
高騰時に比べかなり安くなったガソリン価格ですが、原油価格が半分になったのに比べるとあまり安くなっていない印象を受けますね。

この原因は、ガソリンにかかる税金の比率が大きいからなのです。
ガソリンにかかる税金の内訳については、以前にもこのコラムでご説明させていただきましたので、そちらもご覧ください。

【コラム】ガソリン価格に含まれる税金

ガソリンの税金には、皆さんもよくご存知な消費税も含まれます。
また、軽油にも消費税は含まれるのですが、その計算方法はちょっと違いがあることはご存知でしたでしょうか?

今回のコラムでは、ガソリンと軽油にかかる消費税の違いについて簡単に解説させていただこうかと思います。

まず、ガソリン、軽油には消費税とは別に固定の税金がかかっています。

ガソリン1Lにかかる固定の税金

石油税2.8円
ガソリン税(本則税率)28.7円
ガソリン税(暫定税率)25.1円

この3つの税金については、本体価格に影響されず常に同一の金額となります。
石油税については、2016年の4月から2.54円から2.8円へ値上げされています。

軽油に1Lにかかる固定の税金
石油税2.8円
軽油引取税(本則税率)15.0円
軽油引取税(暫定税率)17.1円

軽油についてもガソリンと同様に固定の税金がかけられています。
ただし、ガソリンに比べて金額は低くなっています。

ここからが本題ですが、ガソリンにかかる消費税の計算方法は、本体価格と石油税、ガソリン税を足したものに現在の消費税率8%をかけます。




一方、軽油にかかる消費税は、本体価格に石油税のみを足したものに、現在の消費税率8%をかけます。




ガソリン税も軽油引取税も似たような税金なのに不思議に感じますよね。
この理由は、ガソリン税と石油税は石油元売会社が納める税金のため、生産コストに含まれる税金として石油元売会社がガソリンスタンドにガソリンを卸す際にすでにガソリン税分を上乗せしているためです。
反対に、軽油引取税はガソリンスタンドが納める税金になります。そのため軽油引取税に消費税をかけてしまうと二重課税となってしまうため、軽油引取税には消費税がかからないというわけです。

なんだかわかったような、わからないような気になるかもしれませんが、こういった理由でガソリンと軽油の消費税の計算方法に違いが出ています。

ガソリン価格比較サイト gogo.gs では、税込みの価格の投稿をお願いしています。

ガソリンスタンドの店頭看板は、基本的に消費税も含めた価格を掲載しているためあまり意識することはありませんが、まだ一部の店舗では税抜きの価格を店頭看板に掲載しているところもあります。そういった場合は投稿する際に消費税込みの価格に計算してもらって投稿いただくようにお願いしています。

もちろん、消費税の計算をいちいちするのは面倒かと思いますので、投稿の際に「入力した価格に消費税8%を加算」という機能も用意していますので、ぜひご利用ください。